「恋文の街」二ツ井町から、秋田の地酒を販売・発送致します。

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おいしさの理由

日本酒とは

日本酒とは「米、米こうじ、水を原料に発酵させて造られる醸造酒」です。発酵とは、酵母が糖分を食べてアルコールを出す事です。しかしお米自体には糖分がないので発酵しません。そこで、まずお米を米こうじによって糖分に変え、そこに酵母を加えて発酵させるという複雑な製造工程によって造られます。

気候風土

秋田の酒造りは11月頃、冬の到来とともに始められ、12月から2月にかけての最も寒い時期が最盛期になります。降雪により空気は清浄化され、雪に埋もれた酒蔵は酒造りに適した室温が保たれます。
このような雪国の気候をうまく利用して、醪の仕込みから発酵まで、低い温度でじっくりと時間をかける「秋田流寒仕込み」と呼ばれる方法で酒造りを行っています。お酒を低温で仕込むのは、雑菌の侵入を防ぐとともに、急激に発酵させないためでもあります。この寒仕込みは約1ヶ月間かかり、淡麗できめ細かなお酒になります。

「米どころ秋田」「米の秋田は酒の国」といわれるように、秋田県は米作りに適した地域として全国的に有名です。
豊富で良質な「秋田米」を使用し、丁寧に磨き上げるからこそ、きめ細かい味わいのお酒が生れます。

酒造りでは原料米の重量に対して20~30倍の水が必要とされますが、特に仕込みに使う水が重要とされています。味やにおいがなく、こうじ菌や酵母の発育に必要なミネラル分が適度に含まれている事が重要な要件となります。
秋田の水は「軟水」が多いことから、その特性により、まろやかなお酒になります。

このように寒冷の気候風土、豊富で良質な米、まろやかな水質、低温長期型の寒仕込みによって、柔らかで淡麗でまろやかな「秋田のお酒」を造り出しているのです。