高清水の新ブランド『丑三つ迄(うしみつまで)こま美”特純(生生)』が
発売になりました。
丑三つ迄「第三弾」は、秋田の二人の偉人への想いを形にしたそうです。
一人目は、知る人ぞ知る横手市平鹿「天の戸」の大杜氏、故・森谷康市氏。
高清水・御所野蔵杜氏「加藤均」を兄貴と慕い、
加藤杜氏もまた森谷ワールドに魅せられ尊敬の念を抱いていたそうです。
今回の酒米は森谷杜氏が得意としていた、こま美(麹米:秋田酒こまち、掛米:美山錦)
を初めて選択。美山錦の上品さと秋田酒こまちのふくよかさが絶妙に表現されています。
もう一人は、故・池見元宏氏。昭和47年に金沢国税局鑑定官室長に赴任し、
「酒造りの神様」農口尚彦杜氏を指導し、協会14号酵母(金沢酵母)の生みの親として
能登の地を「吟醸王国」と言わしめました。
地元秋田に赴任されてからも、吟醸造りの礎を残されています。
秋田流寒仕込みの繊細さ、14号酵母の爽やかさが調和されています。
『丑三つ迄 こま美”特純』は、高清水・御所野蔵杜氏「加藤均」が
微生物、米、先人への「敬意と信念」を表現したお酒となっています。